3分でわかる結論
- 新NISAは、投資で出た利益に税金がかからなくなるお得な制度
- 通常は利益の約20%が税金で引かれるが、NISAならまるごと手元に残る
- 年間で最大360万円、生涯で1,800万円まで非課税で投資できる
- 始めるには証券会社でNISA口座を作るだけ(無料)
新NISAとは?一言でいうと
新NISA(ニーサ)とは、「投資で得た利益に税金がかからなくなる国の制度」です。2024年1月にスタートし、それまでの制度より大幅にパワーアップしました。
普通に株や投資信託で利益が出ると、その利益から約20.315%の税金が引かれます。たとえば10万円の利益が出ても、約2万円が税金で消え、手元に残るのは約8万円。
ところがNISA口座を使って投資すると、この税金がゼロになります。利益10万円がまるごと手元に残るということです。これが「NISAはお得」と言われる理由です。
なぜお得? 課税口座との比較
| 通常の口座(課税) | NISA口座(非課税) | |
|---|---|---|
| 利益10万円が出たら | 税金 約2万円 → 手取り 約8万円 | 税金 0円 → 手取り 10万円 |
| 配当金 | 約20%課税 | 非課税 |
同じ投資をしても、NISAを使うだけで税金分まるごと差がつきます。「投資を始めるならまずNISAから」と言われるのはこのためです。
新NISAの2つの投資枠
新NISAには2つの枠があり、両方を同時に使えます。
| 枠 | 年間の上限 | 主な対象 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| つみたて投資枠 | 120万円 | 国が選んだ長期向けの投資信託 | コツコツ積み立てたい初心者 |
| 成長投資枠 | 240万円 | 個別株・幅広い投資信託など | 話題の銘柄も買ってみたい人 |
2つを合わせて、年間で最大360万円まで非課税で投資できます。
初心者がよく選ぶのは「つみたて投資枠でオルカンやS&P500の投資信託を毎月積み立てる」スタイルです。
生涯では1,800万円まで
新NISAでは、生涯トータルで1,800万円まで非課税で投資できます(このうち成長投資枠は最大1,200万円)。
さらにうれしいのが、売却したら枠が復活すること。たとえば100万円分を売れば、その分の枠が翌年以降にまた使えます。ライフイベント(結婚・住宅・教育費)でお金が必要になっても引き出しやすい、柔軟な制度です。
新NISAの始め方(3ステップ)
- 証券会社でNISA口座を開設する(口座開設料・管理料は無料)
- つみたて投資枠で投資信託を選ぶ(オルカン/S&P500などが定番)
- 毎月の積立額を設定して、あとは自動でコツコツ
NISA口座は1人1口座まで。どの証券会社で作るかが最初の分かれ道になります。手数料の安さ・ポイント・使いやすさで選びましょう。
どの証券会社が自分に合うか迷ったら、初心者向けに比較した記事も参考にしてください。
→ 初心者向け 証券会社おすすめ比較を見る → 株の始め方・口座の作り方をイチから解説
注意点・リスク
NISAはお得な制度ですが、投資である以上、元本割れの可能性はあります。買った投資信託や株が値下がりすれば、資産が減ることもあります。
- 短期で増やす制度ではなく、長期でコツコツが基本
- 「非課税だから」と無理な金額を投資しない。生活費とは分けた余裕資金で
- NISAの損失は、他の口座の利益と相殺(損益通算)できない点にも注意
※本記事の制度内容は執筆時点(2026年6月)のものです。最新の正確な内容は金融庁・各証券会社の公式情報をご確認ください。
まとめ
- 新NISAは利益が非課税になる、初心者がまず使うべき制度
- 年360万円・生涯1,800万円まで、いつでも引き出せて枠も復活
- 始め方は「証券会社でNISA口座を作る」だけ
「何から始めればいいかわからない」人は、まず無料のNISA口座開設から動いてみましょう。